まぬけなキューピット ~キャンディーズ・トリビュート~
セカンドアルバム『危い土曜日 ~ キャンディーズの世界』(1974.6.21発売)よりB面1曲目(A面6曲目はシングルの『あなたに夢中』)
初の洋楽カバー。原曲は Connie Francis が1958年に歌ってヒットした『Stupid Cupid』
メインボーカルはランちゃんで日本語でカバーしています。これがまた可愛い。
↓セーラー服姿のスーちゃんの可愛らしさは異常。
60年代は洋楽を日本語で歌う事がポピュラーで専門の訳詞家の方もいらっしゃったようです。今ではほとんど無くなってしまいましたが、改めて聴くと、これはこれで良いもんですね。以前にテレビの特番で訳詞家の方が語っていたのですが、ビートルズが出てきた時に『これは訳詞できない』と訳詞時代の終わりを悟ったそうです。
70年代後半のキャンディーズは洋楽の和訳歌を歌いこなした最後の歌手かもしれませんね。不自然さを全く感じさせない歌いっぷりはさすがです。
Stupid Cupid – Connie Francis
『Vacation』が日本でも大ヒットした(このおかげで、私を含むある年代の人は今でもVacationとちゃんと書けます)コニー・フランシスもいわばアメリカのアイドル。日本を代表するアイドルのランちゃんと比べると年代こそ違うにしろ両国の違いを良く表して面白いですね。
余談ですがコニー・フランシスの本名はConcetta Rosa Maria Franconeroというらしいです。Rosa Maria。。。ちなみにミキちゃんのクリスチャンネームがマリア・ローザな事は、あまりにも有名です。関係ないかw