ジン線とボン線の修理

2010年7月25日 by Piano in Piano & Work

ピアノの低音部(巻き線)を弾いていて、文字通り『ジ〜ン』と雑音が混ざる時は『ジン線』、『ボン』と全く伸びが無くなっている場合は『ボン線』が疑われます。

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ご存知のように低音部には芯線に銅線を巻き付けた弦を使用しています。年時経過により、巻き付けた銅線が緩んで雑音となります。それが『ジン線』と呼ばれます。

そんな場合、交換が理想的ですが、応急修理として修理弦を銅線の回転方向へ芯線を半回転捻って取付けるという方法があります。

チューニングピンを緩める方向に断線に注意しながら回転させて、充分緩んだところで反対側を引っ掛けてあるヒッチピンから弦を取り外し、回転させて再び取付けます。簡単そうに見えますが、張弦修理の技術が必要となります。

ただし捻って取付けるために音の伸びが若干阻害されます。半回転なら問題ないですが1回転以上の場合は完全に伸びが無くなってしまう場合があります。そのような状態をボン線と呼びます。

また、『ボン線』は上記の場合以外に、巻き付けた銅線の間にサビや油汚れが付着した場合にも発生します。その場合、交換以外に熱湯で茹でる事(汚れを落とす)により改善する場合があります。

いずれの場合も、勝手に修理したりせず、担当調律師へご相談ください。

注意:ピアノ線は絶対に素手で触れないでください。



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