交換したハンマーの整音作業

2020年3月7日 by Piano in Piano & Work

先日ハンマー全交換させていただいたお客様宅で、ハンマーの針刺し(ニードリング)を含む整音作業をさせていただきました。

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ピアノのハンマーは交換しただけでは良い音にはなりません。色が無いというか、音叉のようにただ単に硬い(または柔らかい)だけの表情の無い音しか鳴りません。なので針を刺すことにより音を形作っていきます。

新品ハンマーの最初の針刺しは『音に腰(芯)をつくる』作業になります。今回ご購入していただいたレンナー社のハンマーはこの作業がとても重要のような気がしています。

新品のハンマーのハンマーフェルトには均一にテンションが掛かっているのですが、針を刺して一部分を緩めてやると、テンションの位置がストライクポイントへ移動し音の核となります。また緩めた部分により反発力が生まれ、音に柔軟さとパワーが出ます。

どの位置にどれだけ刺すかは経験によって探っていきます。既存のハンマーの整音作業とはまた違った作業となりますので、経験豊富な技術者を選ぶことが大事です。

実際の音色を作っていくのはこの後の作業となり、新品のピアノを購入した場合はこれらの作業が完了している状態で納品されます。

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