ストーリー&クラークの修復(その6)

2018年8月6日 by Piano in Piano & Work

アクションの修復は目処が立ったのでひとまず置いておいて、鍵盤関係の調整に入っています。

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鍵盤の修復と言えば、真っ先に思いつくのがブッシングクロスの張り替えなのですが、このピアノの場合、どうやら過去に交換の修復歴があるようですので、今回は交換は無しで。じゃあ何をとなるわけですがこれがちょっと厄介。

修復前に確認したところ、ハンマーを動かすだけの十分な運動量を確保できていない。実は基準となる鍵盤の位置(高さ)の調整方法は各社によって微妙に違っていて、要は床から白鍵上面までの距離ということになるのでしょうけど、ヤマハとカワイでさえもその測定方法などは違うんですよ。

技術者なら有名所のメーカーの基準値などは把握しているものの、このピアノの場合、いくら調べても出てこない。試しに国産ピアノの数値で調整したら、まぁ使えないこともないですが、納得できるか?と問われれば『う〜ん』。

鍵盤の位置って、例え正しい運動量であっても、少しでも変わるとピアニストが椅子に座った時に見える風景がガラッと変わってしまいますからね。

幸いなことに現存するメーカーなので、現地への問い合わせなどで数値的なものは把握できたものの(インターネットってホント便利です)古いピアノなので、そうは簡単に済ませてはくれないようです。もうしばらく格闘は続きます。



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