YAMAHA C2S 修復(その8)

2017年5月13日 by Piano in Piano & Work

アクションの整調(タッチの調整)に入りました。今回は鍵盤上面(高さ)の調整をご紹介。

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鍵盤の高さはバランスピンに厚さが異なる紙パンチングを入れることにより調整します。今回は上書き調整ではなく、一旦全部取り除き、リセットしての調整をします。

鍵盤の高さを調整します。技術者によって細かい部分は違うかもしれませんが、まず幾つかのサンプルを作ります。鍵盤の高さの基準(測定方法)はメーカーによって違います。ヤマハとカワイでも違うんですよ。鍵盤が載ってる棚からの寸法だったり見えている部分の寸法だったり。ちなみに床から鍵盤上面までの高さもメーカーによって違うんですよ。経年で下がってくる傾向がありますので、10年以上使っているなら一度調律師に相談してみても良いと思いますよ。

サンプルを作ったらその他の鍵盤の高さをサンプルと同じになるように調節していきます。白鍵が仕上がったら白鍵上面を基準に黒鍵の高さを治具などを使い揃えていきます。

鍵盤の高さが揃ったら深さ(アガキ)を調節します。深さの調整は以前にもご紹介したと思いますので割愛しますが、ピアノのタッチの調整を一言で言うなら、鍵盤が10ミリ沈んだときのハンマーの運動量(働き)を調節する作業ということになります。

今回レットオフ(ハンマー接近)を調節するのに通常のアップライトピアノ用の工具が使えなかったので、新しく工具を買いました(GPジャックスクリュードライバーロングタイプ)。以前に買ったドロップアクション用スプーンベンダー(スピネットピアノのお客様からのご依頼)と共に特殊工具が増えていきます。せっかく買ったので使いたいと思いますのでドロップアクション搭載ピアノのお客様からのご依頼をお持ちしております 😉

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