ピアノ豆知識『オール1本張りピアノ線』

2013年6月24日 by Piano in Piano & Work

ピアノの弦の調弦方法に2種類あることをご存知でしょうか。現在発売されている多くのピアノの中音から高音部の調弦方法はチューニングピンから伸びた弦を奥(アップライトピアノの場合は下)のピン(ヒッチピン)で折り返し隣のチューニングピンへ巻きつける、即ちチューニングピン2本に弦1本を使用する方式を採用していますが、それに対しチューニングピン1本に弦1本なのが『1本張り』と呼ばれる調弦方法です。ちょっと分かり難い説明なので写真で見ていただきましょう。

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こちらが折り返して張る『千鳥掛け』と呼ばれる方式。
IMG_2400
お気付きになりましたでしょうか。1音に付き3本の弦が使用されるため『千鳥掛け』の場合、半音隣の音を1本の弦で共有している事を。

そしてこちらが『1本張り』
IMG_2399

実際に並べて弾き比べてみると音の出方が全然違う事に驚くと思います。調律の時の音の動き、持って行き方も微妙に違います。

で、どちらが良いか?

1本張りの謳い文句は

弦のねじれと張力の不均衡を完全に阻止。その結果、濁りのないクリアな音色を実現

とありますが、実際にはそれぞれ一長一短が有りますので、購入の場合は調律師のアドバイスを受け、自分の気に入った方を選ぶと良いと思いますよ。

今では少数派になってしまった『1本張り』ですが、国産ではディアパソンピアノ等の一部機種で現在でも採用されています。

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